2015/05/29

JB / 電装総回診 01

先日、GOLD-RAP号の電装がダメダメになったという話をチョロっと書きましたが、

なんとオイラのJUNK-BABYちゃんに伝染りました。。。
あーもう なんと迷惑な事か・・・。
(実際に伝染する事はありませんがw 追っかけるよーに同じ症状になっちゃうとか、割りとあります・・・。)

ヘッドライトはLEDなので影響はほぼ無いのですが、
テールやウインカー(もLEDですがリレー)に影響が出て激暗&動作不良。

テール直前で電圧を計ると、約3ボルトくらい。。。
うわ、マジで完全に伝染っちゃったじゃんかコレw 最悪だ・・・。

とりあえず眺めてても始まらないので、
電装BOXを開けて、テスターでチェック開始。

GOLD-RAPを調べた時、自分的にも知識不足を感じたので、
その後あれこれ調べてはみていたんですが、
当のGOLD-RAPは「なんとなく明るくなった気がする。」との事で、彼的には完治しちゃったので、
調べ損になっていた所に、なんと自分のバイクが患者になってまいました。。。

おかげさまで、調べたことも無駄にならずw
ついでに実践のテストまで出来る状況になりましたよ。
せっかくのいい機会なので、勉強と思ってじっくり向き合ってみることにします。


最初に JUNK-BABYちゃんの結論だけ書いておきますと、
バッテリーレス用のコンデンサの故障でした。
治ってみればあっけないもので、今現在はもう絶好調であります。

ただ、このバッテリーレス仕様。バイクを手に入れた時に最初からなっていたので そのまま使ってましたが、オイラ個人的にはバッテリー積むつもりでいるんです。
これもいい機会なので、いっそバッテリー仕様に戻すつもりで現在部品注文中です。
モノが着たらまたブログに書きますが、それはまた次回。。。


さぁ、ここからはSRの電装でトラブった場合の ポイントを踏まえながら、
オイラの悪戦苦闘の数日を存分に書いていこうと思います。
きっと長くなりますのであしからずw


まず最初にチェックしたのは、バッテリーに何V電圧が来てるのか?
バッテリーは無く、コンデンサーが着いてるワケなので、そこで測ってみました。

今思えば、コレがもう間違いの始まりでござんした。
そのワケは後述する肝心なポイントになりますが、ここではそのまま進みます。

ここで電圧を計ると、なんと0.5V程度。。。
ブレーキを点灯させたりすると、3~4Vくらいまで上がったりもしますが、いずれにせよ12Vには程遠い数字です。。。

仮にコンデンサーがダメでも、発電さえして、レギュレータが生きてるなら、
ここまではそれなりの電圧がきてるハズだろう。。。

とゆー事はレギュレータがダメなのか?

だったらジェネレータの発電量を直接測ってみたいと思い、ネットでまた情報収集。

発電自体が交流なのは承知してたんですが、
交流の測り方ってイマイチよく分かってなかったです。

色々調べてみるも、ここの交流電圧、20Vと書いてるサイトもあれば、50Vと書かれてる掲示板もあり、正確な数値はネットでは見つけられませんでした。
とりあえず、ネットで見つけた測り方を参考に、いろんな測り方で試してみた結果、


ジェネレータから出てる、白3本。
レギュレータとは接続を外した状態で計測して以下の通り。

エンジンOFF状態で、
3本同士それぞれ3パターンの導通を確認。
それぞれ3本がアースに落ちてないか(短絡)の確認。

エンジンONで、
白3本同士を3パターン、AC-V(交流)で測定。これが共に約25V。
その3パターンを+-逆にしてまた3パターン測定。これも同じく約25V。

20Vが正しいのか、50Vなのか正しくは分からないものの、
ジェネレータを実測した限りでは、なんかダイジョブそーな雰囲気であります。

となると、やっぱりレギュレータなのか・・・。


そうそうそーいえば、以前ウチから大阪に旅出った 元KON-DO号のSR。

その後エンジンを載せ替えまして、下ろした元のエンジンを貰う手筈になっとりまして、

いずれ自分がエンジンを組む時にベースにさせてもらうつもりだったので、まったく急いで無かったんですが、ちょっと前に載せ替え完了の話も聞いてた事もあり、
この時点で、急いで送ってもらう段取りをしてました。部品取りの為にw


話を戻して、レギュレーターです。

発電自体に問題が無いなら、もうレギュレータなのかなーと思い、
予備の中古レギュに付け替えてみるも、症状変わらず。。。

予備も同じよーに壊れてるとはちょっと思えないけど、可能性はゼロではないw

レギュレータを単独でちゃんとチェックしてみたい所ですが、
ネット上ではなかなか情報を見つけられず、とゆーか、
マニュアルに従ってチェックしる!とか書かれてる。。。。

あー マニュアルかー。。。やっぱ必要かーw もう無きゃダメかなぁww
そーなると、ジェネレータの正しいチェック方法も載ってるのかもしれん。。。

とゆーわけでとりあえず、1JRのマニュアルを持ってるサキャー店長に借りてみるw

載ってました。
レクチファイア・レギュレタの診断法です。

つまり、導通があるかどーかだけw
抵抗値がどーのとか、そーゆーのは一切無し。

で、実際にテスターで当たってみると、着いてたレギュも予備のレギュも、
マニュアル通りに導通アリ・ナシ。

ちゅー事で正常と判断出来るんですが、

後になって、2H6のマニュアルを見たら、
これはレクチファイア部分の診断で。レギュレータ部分の診断法は特に無く、
このレクチファイアも含めて他が全部正常(or 新品)なのに、
それでもダメならレクチファイア・レギュレータASSYで要交換との事。。。


そして、マニュアルを見てみると、
ジェネレータから出てる白3本線以外の、診断法を発見。

チャージコイル低速用・高速用、ステータコイル。

うわ、コレ・・・か?

チャージコイル・ステータコイル。
どっちがどう何の役目なのかハッキリしないですが、
チャージは充電>バッテリー>電装
ステータはスタート>CDI>イグニッションコイル>プラグ点火
かと思いましたが、
ネット等で調べてみても、どうやら そのまったく逆

ちゅー事はオイラのJBちゃんは、ステータコイルがダメなのかしらと。。。

で実際にテスターで当たってみた所、

チャージコイル高速用だけ、規定値内に入ってません。。。
えぇー、チャージコイルは点火用じゃないのかよ。。。

それまで調べてきた内容と、どーもツジツマが合わないんですけど、
マニュアル通りにチェックして、規定値外なのは唯一コレだけ・・・。
規定値外と言っても、%で言えば60%くらいの数値。
まったく無いワケじゃないしそれでここまでの症状になるのかも、どーもイマイチ腑に落ちない。。。
まして抵抗値だし、低いって事は逆に電圧上がっちゃうんじゃないのかえ?

が、規定値外は規定値外。

根拠無しの思い込みで作業したら、今までの作業も無駄になってまうので、
となれば、ジェネレータを交換するしか無い。

コレが直接の原因じゃなかったとしても、数値が規定値に入ってない時点で、
よろしくない事だけは事実。部品取りから取って交換しつつ、
その間に現在着いてる方のコイル巻き直しとかしてみてもアリかなーとか目論む・・・。

が、部品取りエンジンは まだ届かない。。。

エンジンが届くまでにまだ時間があったので、
数値等が もしかしたら違う可能性も加味して、この間に2H6のマニュアルを注文しましたw

長くなってきたので、とりあえず今回はココまでにしますwww


次回予告:

大阪からエンジン到着!
ジェネレータ交換だ、さぁ大変!の巻

電装の大物と言われた、ジェネレータの登場!
そこに立ちはだかるは、フライホイールという名の大きな壁。
頭を悩ませた、電装不良の真の原因とは!?(コンデンサだけどw)

お楽しみに!!w



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